例えば職場で。学校で。地域の会合で。 周囲の人々がこぞって困っている風な雰囲気を漂わせている時、本当にみんな困っているのだろうか。こっそり別の事を考えていたりしないか。聞いてる振りして聞いてない、なんてことないのか。 などと考えていたら、し…
本棚の整理をする時、どのように棚を作るか考えるのが楽しい。 まずは大雑把に大きさが近い本をまとめる。棚の安定感を考慮すると、下段には画集や写真集などの大型本、中段には厚めのハードカバー、上段に新書や文庫など。それをさらに、著者別に並べてみた…
ふとした拍子に、回文を作りたくなることがある。 相手が発した言葉や単語をひっくり返し、どうにかならんものか、と考え込む。そういう時は、しばしば人の話を聞き損ねるので、あまりよろしくない。看板を見ても、ニュースを聞いていても、ひっくり返してみ…
人間ある程度年を取り、慣れた環境で与えられた役割をこなしていると、自分もいっぱしの人物になったよな、などという自負が生じちゃったりしませんか?私は生じたのですけれども。 新しい分野にチャレンジしようとすると、自分が今まで住んでいた環境の中で…
家の近所に川がある。流れは緩やかで、芝生で整備された土手と遊歩道がずっと下流まで続いている。歩いていると、川から良い風が吹いてくる。川辺の葦の茂みで、鳥がぼーっとしたり狩りをしたりしている。遊歩道は人も歩くし、犬も歩く。人は時に走る。 その…
松川だるまは可愛い。 仙台から我が家にやってきた。本棚の上でひときわ鮮やかな青色。 つやっつやな目に太い眉。ぽっこりした腹に大黒様。 この訴えかけるような眼差し。 少々疲れた日はだるまを眺める。それで元気が出るわけではないけれども、可愛いなあ…
健康とダイエットのため、毎日仕事の行き帰りは歩いているのだが、歩くのに慣れてくると走りたくなってくる。 いきなり走ると大変なことになりそうだから、ちょっとずつ走る。最初はうどん屋の看板からスタートしていたのが、今では塗装屋の看板からスタート…
唐突に、「宇宙人の宿題」という言葉が意識の底からあがってきた。 なんだっけ、なんか聞き覚えが…と周辺を探ってみる。検索すればすむのかもしれないけれど、あれかしらこれかしらと手探りするのも楽しい。 どうも子どもの頃読んだ本っぽいな、というところ…
岐阜市から高山線で北上し、飛騨高山にやって来た。 なにしろノープラン旅なので、現地でいきなり歩き始める。歩き始めると、だんだん目的地が定まってくる。今回は、高山陣屋に行こうと思う。 高山陣屋は、全国で唯一主要建物が現存する江戸幕府の代官所で…
初めて岐阜市にやって来た。旅の目的は特にない。来ることをを決めてからおもむろに予定を考える。 今回もほぼノープランでやって来て、とりあえず長良川に行ってみることにした。路線バスで約20分で、長良橋という大きな橋に到着する。 川沿いをぷらぷら歩…
旅に出るための本選びは楽しい。 行く場所や交通手段、シチュエーションにあわせて、数冊の本を選ぶ。長時間の電車旅なら、駅弁とビールのお供に。現地では歩き回って疲れた足にオアシス、カフェでコーヒーと共に。夜ごはんは何を食べようか。居酒屋でご当地…
りんごの美味しい季節ですね。
いつもの帰宅経路に、昔からの住宅街を貫く細い道がある。 車通りもあまりないし、住民とすれ違うこともほとんどない。間口の狭い住宅がつらなり、その間に小さな自転車屋や米屋、クリーニング店などが点在している。一本表の通りに出れば、コンビニもスーパ…
何もない1日について、書いてもいいのかとても迷っていた。 何かあった1日についても、書いていいのかとても迷っていた。 でも、書いちゃおうと決めたので、書いてみる。 今日はスライスチーズと一緒に焼いた目玉焼きと、ドーナツの朝食を食べた。 焦げた…
昔、猛烈にのめり込み、小口が手垢で汚れるくらい繰り返し読んだ本がある。 『夜明けのヴァンパイア』(映画化名『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』) アン・ライス著、田村隆一訳のこの本を最初に手に取ったのは確か中学3年生 の頃だったと思うが、ゴ…
目の前に、どうにもこうにもままならない物事があったとする。 そんな時、「俯瞰せよ」とよく言われるので、 俯瞰してみた。 俯瞰することで、 ・日本列島のフォルムや配置 ・太陽と地球の距離感 などに気を取られ、にっちもの元となった物事は一旦棚上げさ…
地図を見るのが好きだ。 出先では地図アプリで周辺の状況をチェックする。自分がいる場所の近くに、古墳(前方後円墳)ぽい形を発見すると、出掛けて行ってぐるぐるしたり、登ってみたり(登れるものなら)する。 海と電車の見える住宅街の中に小さな古墳が…
寒い。冷たい雨が降っている。 普段は、仕事場から帰宅する際、3キロメートルほど遠回りして歩いているのだが、こう寒くては意味もなく外を歩きたくない。そういうわけで、寄り道せずに帰宅した。目標に設定している歩数には、5,000歩足りない。 愛用してい…
寒くなるとミステリーが読みたくなる。 外が嵐だったりするとなお良い。 今日と明日が休暇だったらなお良い。 残念ながら休暇でないので、次の休みは 何を食べながら何を読もうか考えるのが 平日の楽しみ。
読めない本がある。 剩下的人生都是休暇。 伊坂幸太郎さんの『残り全部バケーション』中国語翻訳である。 面白そうだなあ、読みたいなあ。 「如何完成這個夢想。」 帯に書いてあるこの文章、何とも夢が膨らむのだが、一体何と書いてあるのだろう。 表紙を眺…
はじめまして。 このブログでは、読んだ本、つくったもの、旅して歩いたあちこちなどについて、ぽちぽち綴っていきます。